私たちの暮らす長野県栄村は、3月12日未明、震度6強の激震にみまわれました。
前日の東日本大震災の影響で、こんなに離れた土地で起きた
誰も予想もしなかった出来事でした。
まだ雪の多い雪国の山地のこと。
雪崩、土砂崩れ、地盤沈下、亀裂、道路や鉄道線路の崩落などが起き、
家々は崩れ、傾き、やっとのことで避難しました。
私たちの地区はさいわい
地盤が岩だった、
震源地から離れていた
ので、それほどひどい被害はありませんでした。
でも他の地区は目も当てられない状況です。
命を落とした人がひとりもなかったのが、不幸中の幸いです。
いま、村は復興にむけて一歩一歩進みつつあります。
でも容易ではありません。
自宅が倒壊し避難所に暮らす人も、まだ70人程います。
自宅に帰っていても、毎日震度3程度の余震がつづいています。
こころも体も疲れきって、無力感でいっぱいの人や
引きこもってしまった人、
家族や近所の人との関係がぎくしゃくしてしまっている人、
親戚に引き取られた人、
村を離れる決断をした人。
地震は風景をかえただけでなく、人のありようを変えています。
私たち自身、現地にいても先の事はまったくわかりません。
でも着実にかわっていっているのを肌で感じています。
これから少しずつ、
地震によって何が変わったのか、変わりつつあるのかを
私たちの視点から見つめて、記録していきたいと思います。
忘れないために。そして、忘れられないために。
前日の東日本大震災の影響で、こんなに離れた土地で起きた
誰も予想もしなかった出来事でした。
まだ雪の多い雪国の山地のこと。
雪崩、土砂崩れ、地盤沈下、亀裂、道路や鉄道線路の崩落などが起き、
家々は崩れ、傾き、やっとのことで避難しました。
私たちの地区はさいわい
地盤が岩だった、
震源地から離れていた
ので、それほどひどい被害はありませんでした。
でも他の地区は目も当てられない状況です。
命を落とした人がひとりもなかったのが、不幸中の幸いです。
いま、村は復興にむけて一歩一歩進みつつあります。
でも容易ではありません。
自宅が倒壊し避難所に暮らす人も、まだ70人程います。
自宅に帰っていても、毎日震度3程度の余震がつづいています。
こころも体も疲れきって、無力感でいっぱいの人や
引きこもってしまった人、
家族や近所の人との関係がぎくしゃくしてしまっている人、
親戚に引き取られた人、
村を離れる決断をした人。
地震は風景をかえただけでなく、人のありようを変えています。
私たち自身、現地にいても先の事はまったくわかりません。
でも着実にかわっていっているのを肌で感じています。
これから少しずつ、
地震によって何が変わったのか、変わりつつあるのかを
私たちの視点から見つめて、記録していきたいと思います。
忘れないために。そして、忘れられないために。
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by lalalar
| 2011-04-18 09:40
| 田舎暮らし