長野県栄村に移住して4年目。自給自足の農業をしながら、自然によりそって暮らす生活をつづります。 体験プログラム「ワンライフジャパン」もやってます。


by lalalar
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『食品の裏側』(安部司著) book review



食の安全にかんする(ちょっと前の)話題作、『食品の裏側』(安部司)をよみました。
図書館でも予約者が何十人待ちの状態がずっとつづいていましたが、
やっと順番がまわってきました。(本は極力、借ります。買うと安心して読まないから・笑)

この本は、加工食品につかわれる食品添加物の現状のひどさ、怖さをつたえる目的もありますが、「あれもだめ、これもだめ」とネガティブな要素をリストアップするのではなく、
添加物の光と影(長所と短所)を理解し、自分で考えて選択できる消費者になりましょう、というのが主要なメッセージです。
そのためのとっかかりになるような基本的な知識をえることができます。
わかりやすい言葉で、体験をまじえながらかかれており、すべての年齢の方におすすめできる本ですが、とくに、味覚が形成される小中学校の子どもたちと、その親御さんに知ってほしい内容です。

食品ラベルの読む習慣をつけるというのは基本ですが、
このときに重要な知識が「一括表示」と「表示免除」の制度ではないかと思います。私もいつもラベルは読みますが、こんな盲点(あるいは抜け穴)があるとは知りませんでした。以下、簡単に紹介します。

「一括表示」
いくつかの添加物を一括して表示すること。「香料」や「乳化材」など同じ目的のために使われるのであれば、一括して表示してよいと食品衛生法で定められているのです。そのほうがわかりやすいという理由で行われているのですが、添加物屋・加工食品業者にとってはこれほど便利でありがたい法律はありません。‐‐‐(中略)‐‐‐添加物の「集合体」なのです。4~5種類は使われているのが普通です。
今まで私もコンビにで買い物をせざるをえないときは、裏を見て、なるべく表示添加物の数が少ないものを選んでしましたが、一つとしてカウントしていたものの中に、実は複数の添加物が隠れていたとは!どれが一括表示なのか知っていれば、良かれと思って選んだ商品が逆に悪かった、なんてことは防げることになるでしょう。
一括表示にはこんなものがあります →イーストフード、かんすい、香料、調味料、PH調整剤、膨張材、酵素、ガムベース、軟化材、凝固材、酸味料、光沢材、苦味料 など


「表示免除」
以下の5つの場合に限っては、添加物を表示しなくていいということになっているのです。
①キャリーオーバー
②加工助剤
③バラ売りおよび店内で製造・販売するもの
④パッケージが小さいもの
⑤栄養補助材
とくに気になるのが③です。パン屋さんなどで、ばら売りのパンをトレーにのせてレジに持っていく販売方法ってすごく一般的です。この場合、どんなに添加物まみれの商品であっても何も表示する必要がないのです。ばら売りされていると、ついつい「焼きたて、作りたて、新鮮、手作り」と錯覚しがちです。気をつけなければ、と思います。


マクロビを始めてからは、外のご飯が美味しく感じられなくて、
どんどんお家ごはんの割合が高くなっています。
加工食品もほとんど買いませんね。納豆も自家繁殖してます(笑)。
こつさえ掴めば、ほとんどの料理は簡単なので、わざわざ高くて鮮度も劣る加工食品を買う必要がなくなってしまった、というのが理由です。

それにしても現代日本の食文化、本当にこのままで大丈夫でしょうか?
食育がさけばれますが、食育を語っている人のうちどれだけの人が本当の「味」を知っているのか、と考えしまいます。
この状況、早くなんとかしないと本当に取り返しのつかないことになっちゃうんじゃないかと
危機感を感じます。いったい私に何ができるだろうか?考える毎日です。
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by lalalar | 2007-02-07 15:52 | 健康