長野県栄村に移住して4年目。自給自足の農業をしながら、自然によりそって暮らす生活をつづります。 体験プログラム「ワンライフジャパン」もやってます。


by lalalar
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カテゴリ:田舎暮らし( 21 )

地震が変えたもの(1)

私たちの暮らす長野県栄村は、3月12日未明、震度6強の激震にみまわれました。

前日の東日本大震災の影響で、こんなに離れた土地で起きた
誰も予想もしなかった出来事でした。

まだ雪の多い雪国の山地のこと。
雪崩、土砂崩れ、地盤沈下、亀裂、道路や鉄道線路の崩落などが起き、
家々は崩れ、傾き、やっとのことで避難しました。

私たちの地区はさいわい
  地盤が岩だった、
  震源地から離れていた
ので、それほどひどい被害はありませんでした。
でも他の地区は目も当てられない状況です。
命を落とした人がひとりもなかったのが、不幸中の幸いです。

いま、村は復興にむけて一歩一歩進みつつあります。
でも容易ではありません。
自宅が倒壊し避難所に暮らす人も、まだ70人程います。
自宅に帰っていても、毎日震度3程度の余震がつづいています。
こころも体も疲れきって、無力感でいっぱいの人や
引きこもってしまった人、
家族や近所の人との関係がぎくしゃくしてしまっている人、
親戚に引き取られた人、
村を離れる決断をした人。

地震は風景をかえただけでなく、人のありようを変えています。
私たち自身、現地にいても先の事はまったくわかりません。
でも着実にかわっていっているのを肌で感じています。

これから少しずつ、
地震によって何が変わったのか、変わりつつあるのかを
私たちの視点から見つめて、記録していきたいと思います。
忘れないために。そして、忘れられないために。
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by lalalar | 2011-04-18 09:40 | 田舎暮らし
2月23日に関東地方で放映された
私たち夫婦の一年の生活をおった ドキュメンタリー番組。
午後6時代の視聴率では 最高の30数%だったそうです。

そして、フジ系列の地方局での放映が決まりました。

正確な時間はわかりませんが、放映予定と地方は次の通りです。

3月3日 山形
3月8日 福岡
3月9日 高知
4月7日 富山


今後も 萌奈の成長をとおして 地方をみつめる番組 作ったみたいね~
という 声があるようです。
どんなことになるか わかりませんが、私たちの生活の様子を共有することで
生き方を考えるきっかけを提供できれば とてもうれしいと思います。
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by lalalar | 2010-03-03 15:12 | 田舎暮らし
私と夫が主宰している事業 「ワンライフジャパン」 のホームページは以下の通りです。

日本語 http://www.onelifejapan.com/index_j.html
英語 http://www.onelifejapan.com/index.html
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by lalalar | 2010-02-23 19:29 | 田舎暮らし
8か月ぶり近い更新になります。

いったい何してたの??

と 言われそうですね(笑)。

「元気でしたよ」 と 言いたいところですが、
そうばかりでもなく、精神的・肉体的に とても大変でした。

その理由は、妊娠 そして 出産 です。


5月に妊娠してから、ひどい(と本人は思っている)つわりになり、
それ以来ずっと体調がすぐれず、それが高じて精神的にも不安定になり。。。
ずっと 暗い? 妊婦生活を送っていました。

その頃ちょうどフジTVの 「国際結婚」 をテーマにした取材があり、
1週間きりの予定だったのですが、
ディレクターが面白いと思ってくださったことから
一年間の密着取材になりました。

出産までの一年間の様子が、今日 放映されます。
地上波は 関東オンリーの放映だそうですが、
CSなどでは他の地域でも見れるそうです(詳細はご確認ください)。


*********
2月23日(火)

16:53
スーパーニュース
頂点へ!日の丸飛行隊、カーリング運命の攻防、浅田真央…あす決戦へ
▽命が輝く…春夏秋冬“幸せ村”の国際結婚、東大出身妻の節約生活迫る出産…パパとの絆交流秘話ほか
(メインキャスター)安藤優子 木村太郎 長野翼 須田哲夫

※私たちの映像は、18:17頃~ 約20分の予定。

*********

長野県では 放映されないので 私たちも DVDが送られてくるまで見ることができません。
もし ご覧になった方がいらっしゃったら ぜひ 感想をお聞かせくださいね。
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by lalalar | 2010-02-23 13:55 | 田舎暮らし


久々のブログです。
2か月のあいだ、本当にいろいろありました。

異常なくらい仕事が詰まっていた3月。
国の助成金をもらって作っていた地域ガイドマップのつめの仕事が
本当につまってしまって、昼夜もなく、仮眠で切り抜けた1か月でした。

そして4月。
ゆっくりと3月の疲れをいやす間もなく、お客様が3件つづき、
楽しいながらも忙しいうちに2週間があっというまに過ぎました。
「ふうっ」と一息つけると思いきや、村の議会選挙の告示があり、
地域候補の遊説のお手伝いにあっちこっち。
その合間をぬって、ゴールデンウィークのボランティア企画の準備にばたばた。

雪が少なかった今年は4月も後半になると
五月晴れが続き、気温も順調に上昇。
じゃあ、畑仕事もはじめなくっちゃ。
コンポストの片づけ・穴掘り、じゃがいものの植え付けなどしていたら、

「んんんん????」

腰がおかしいぞ。

翌朝起きたら、

「あれれれれれ??? いって~~~!!!」

どうやらマイルドなぎっくり腰に。

そうかと言って、10名以上のボランティアが参加する企画を
投げ出すわけにいかず、痛い痛いとわめきながら かやぶき屋根の葺き替え作業。

終わってみると痛みが悪化。。。。

それに追い打ちをかけるように、
変にくしゃみをしたら本当に「ぎっくり」やってしまった。

それからというもの、この2週間は完全に寝たきり生活。
寝返りもうてず、トイレにも一人で行けず、
靴下をはくこともできず、完全にノックアウト。

何もできない私の体を支えてトイレに連れて行ってくれたり、
着替えを手伝ってくれたり、夫が献身的に看病してくれたのに加え、
私が寝込んでいることを聞き付けた近所のおばあちゃんたちが
ご飯や差し入れをもってお見舞いに来てくれました(泣)
本当に本当にうれしかったです。

おかげで、今日には自分で歩いてトイレにも行けるようになり、
簡単なご飯もつくれるようになりました。感涙!!

やっぱり無理はしちゃいけませんね。
特に、雪国では農作業ができる期間が短いので
労働が集約的に行われる分、冬に静養しなくちゃいけません。
それを全く逆のことをしていたのがたたったようです。

いろいろやる気はあってもいいけど、体の限界を無視するようなやり方は
ダメですね。長続きしません。当たり前だけど。
そんな当然なことも、大病をしないからといってついつい妥協して、
いざ悪くなるまで酷使してしまうのが人間かも知れません。

今回の教訓は、
体の声を聞きながら、私たちが目指す生き方にとって
何が本当に大切なのかを見極めつつ
夫婦二人がゆったり幸せな気持ちで毎日を過ごせるように
上手に 「取捨選択」 できるようにならないといけないな
ということです。


◇◇◇

さて、私が布団でごろごろしている間に、我が家のメンバーが6人増えました。
じゃーん。ニワトリ。



ずっとずっとニワトリが飼いたかった私たちにとっては
待望の養女たちです。
もう150日くらいになる立派なお母さんでもあります。
卵も来てからすぐに産み始め、毎日4~6個産んでくれています。優秀!

エサは、去年収穫した雑穀や未熟米、豆腐のおから、米ぬか、雑草、残り野菜、
貝殻、卵の殻などで、それ以外は地面をほじくって自給してもらいます。

ガールズも初めは恐る恐るだった外の暮らしにも
あっという間に慣れ、今では日に何度も脱走を企てるたくましさ。

でも、性格はとーーーーってもおっとりしていて、
寝込んでいた時にはお見舞いも?!
(夫が「さびしいでしょ」といって興味本位に部屋に連れてきた。
一応怒ってはみたけど、すごくかわいかった。)



すごく愛らしくて、動きがひょうきんで、しかも働き物。
残り物や雑草を食べて、卵に変換してくれる強力な生産能力を持つ。
人が近くにいればトコトコと寄ってくるし、
本当に最高のペットかもしれない。
時間を忘れて、ついつい眺めてしまうのです。ぐふふ。

夫は今日も
かわいいガールズのために、脱走防止ネットを2倍の高さにするといって
喜々として働いている。

二人ともニワトリ嬢に完全にノックアウトされてしまったのかしら?
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by lalalar | 2009-05-16 17:33 | 田舎暮らし
さわやかな 朝の光に包まれて
自然の命が 生まれている
緑の風と 戯れながら
育てる心に 微笑みのせて
さあ 貴女らしく生きてゆこう
明日 輝くために

果てしない 夕焼けの空を見ていると
あの日の思い出 よみがえる
母のぬくもりと 父の背中で
大きな愛を 伝えてくれた
さあ 女性らしく生きてゆこう
明日 輝くために

しなやかに 心と心がかよい合い
やさしく扉を 開いてく
貴女と出会えた この喜びが
しあわせ色の 夢へと踊る
さあ 私らしく生きてゆこう
明日 輝くために
明日 輝くために


・・・

これ、何だと思いますか?

勘の鋭い方だったら、歌の歌詞だとわかったと思います。

この歌、私が今日 初めて習った歌です。

その題名も 「JA女性の歌 明日 輝くために」。

JAとは農協のことです。
私はその女性部に 隣のおばさんのお誘いで 入りました。
料理教室など 地域でサークル的な活動をしています。
昔は集落に女性部があったようですが、人材不足で廃止になったため
女性部の活動がそれを引き継ぐようなかたちで 継続されているようです。

JAや女性部のことは さておき、
この歌詞 いろいろな面で面白いと思います。

すごく柔らかくて 温かくて 懐かしい気持ちになれる歌詞だと思います。
そういう意味で 良い歌だなあと思います。

でも気になるのが2番の 「さあ 女性らしくいきていこう」 の部分。
すごくひっかかるのです。
「なんで明日輝くために女性らしく生きていかなきゃいけないの?」って。
しかも それを 「さあ」 って言われると なんだか抵抗したくなってしまう(笑)。

女性だからできることや 女性の方が得意な傾向にあることが 多々あるとは思いますが
別に 女性らしく生きるかどうかは 個人の自由であって、
女性らしく生きてゆくこと=明日輝くこと と聞こえるような歌詞の歌を歌うことに
どうしても違和感を感じてしまいます。 

私自身、子どものころ 男になりたかったくらいなので
どちらかというと 女性的というより 中性的な方が 好きです。
だから スカートよりも パンツ派。 スポーツ大好き。
大工仕事だろうが、力仕事だろうが 何でもやりたい。
そんな私にとって 「女性らしく生きていこう」 という言葉のもつイメージが
性格的に受け入れにくいのかも知れません。
それとも 男女同権世代だから 敏感に感じるのでしょうか?

今日のJA女性部の支部定期総会は これを一同斉唱して 閉幕したのでした。
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by lalalar | 2009-03-01 20:34 | 田舎暮らし

りんちゃんの悩み



近所にある 天然酵母のパン屋さんの愛犬、りんちゃん。

りんちゃんは いつ見ても ちょっと頭をかしげて
つぶらな瞳で こっちを見ています。

かわいい。

でも、飼い主をも 突然ガブリと噛んでしまう 不思議な子。
飼い主だけならいざ知らず 以前 近所の人を ガブリとやってしまったらしく、
それ以来 誰も近寄らせてもらえません。

何で 噛んじゃったんだろう?

あのつぶらな瞳の向こうで
りんちゃんは なにを感じているのかしら。
大好きな飼い主さんまで 噛んでしまう りんちゃんには
何か悩みがあるのかな。

りんちゃんと いつか 心がつながったらなあ・・・ 
そう思って 待っています。
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by lalalar | 2009-02-26 18:06 | 田舎暮らし


今年から薪ストーブを使っています。
ドラマ「北の国から」に出てくるようなレトロなブリキ製。
ヨーロッパ製の鋳物ストーブが流行る前から
山村では暖房と煮炊きに活躍してきました。

ストーブの上には火棚(ひだな)。
昔は囲炉裏の上にかけて、ワラグツやミノ、笠など
雪でぬれたものを乾かしたり
雑穀を乾燥保存するのに使われていました。
わが家では 解体された古民家から頂いた木の窓枠で作った火棚。
まだ干し柿がいくつかぶら下がっています。
お客さんは自分でとって食べるセルフサービス。

冬の間は畑がすっぽり雪に埋もれてしまうので
野菜はすべて保存のきく根菜と葉菜に限られます。
大根、人参、ごぼう、白菜、キャベツを中心に
晩秋にどっさり漬けた野沢菜漬を 工夫しながら食べつなぎます。
青物がない季節に少しでも彩りを添えようと
パセリのプランターをストーブのそばで育てています。

あと 大豆などの乾物も強い味方。
豆腐、納豆、五目豆、大豆バーガーなどに姿をかえ
食卓をにぎやかにしてくれます。
今年は栄村の最奥 信州の秘境とよばれる
秋山郷に伝わる「粉豆腐」(こどうふ)に挑戦です。
乾燥大豆を粉にして もち米粉と混ぜて作る 独特の行事食。
火棚の上に竹のカゴを乗せて 大豆を乾燥させています。
さて、どんな味になるかしら。

暖かい火がともるわが家の居間は
食堂、作業場、客間として 
長い雪国の冬の暮らしを支えてくれています。
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by lalalar | 2009-02-22 16:14 | 田舎暮らし

大切な人

私のおばあちゃん。

じゃないけど、私のおばあちゃんみたいな存在。

大事な大事な人たち。




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by lalalar | 2009-02-19 11:36 | 田舎暮らし

田舎暮らしで大変なこと

「田舎で暮らして、一番大変なことはなんですか?」

よくこんな質問を受けます。

最近は田舎暮らしをしている人たちのブログやホームページも
たくさんあるので、Iターンする前に私もいろいろな人の声を読みました。

プライバシーがない、近所づきあいが煩わしい、
仕事が選べない(雇用機会が限られる)、
電車やバスの本数が少なくて不便、
買い物の選択肢が限られる 等々

いろいろと家庭の外側の”課題”が語られています。



私たちの場合はというと、家庭の外側の問題は全くなし。

これまで近所づきあいが全くなかった都会暮らしに比べると
近所の人たちがお互い見守って暮らす暮らしは本当に快適です。
仕事もいろいろな仕事を始めるチャンスがあり、
好きなことを仕事にすることができました。
電車やバスも本数は少ないですが、大自然の中を歩いたり
自転車にのるのは最高に気持ちいいですし、ヒッチハイクもできちゃいます。
買い物はインターネットが発達しているので特に不自由を感じることはありません。


田舎にはこういう“課題”といわれるものをはるかに凌駕する
た~~~くさんの素晴らしいメリットがあります。
だから田舎暮らしは楽しいのです。


でも、私たちにも課題はあります。
むしろ今まで気がつかなかったくらい大きな課題です。
それは家庭の内側のこと。

夫婦の関係の在り方です。

東京で暮らしていた時は、夫婦がそれぞれ違う職業を持っていて、
一緒に過ごす時間は平日夜、週末、休暇と限られていました。
人付き合いも、共通の仲間のほかに、自分の仲間、相手の仲間があって、
いわば「自分の世界」と「相手の世界」がそれぞれに存在していました。

でもいまの私たちには「私たちの世界」しかありません。
朝起きてから夜寝るまで、仕事をしている時も余暇の時も
食事の時も眠っている時も、ずっとずっとずーーーーーっと
伴侶と一緒なのです。

昔なら夫に愚痴をこぼすこともできたけれど、今は違います。
全てにおいて夫が当事者なのですから。

24時間365日の重みは、経験して初めて理解できるものです。
移住を決めてからの一年半の間、本当にたくさん喧嘩しました。
喧嘩しなかった日はないくらいです。
本当につらくて、沢山泣いたし、家を飛び出したときもありました。
でも帰るところはこの家しかないのです。
近くに24時間営業のファミレスもなく、カフェもない。
誰にも知られずに一人で時間を過ごせる場所はほとんどありません。
(もちろん車を1時間も飛ばせばありますが)
相手、問題に向き合わざるをえないのです。

それはそれは苦しい過程です。
向き合わずに済めばどんなによいか―――何度もそう思いました。

でもあきらめずに向き合い続けたのは、
突き詰めれば「愛」があったからだと思います。
相手のことが好きだから、相手のことが大切だから、
いっしょにいるのが楽しいから、ずっと一緒に生きていきたいから、
逃げずに向き合ってきたのだと思います。


苦しい過程を乗り越えるなかで、大きな変化がありました。
それは相手のことがより理解できたことです。

結婚までに8年付き合い、結婚してから2年たちますが、
今更ながら「こういう人だったんだ」と相手を再発見したという感じです。
都会で暮らしているときは、それぞれの生活に忙しく、
じっくり人と向き合うだけの時間的余裕もありませんし、
一緒に過ごすときも本当の自分を全てさらけだす必要もありませんでした。
そこまで究極の状況に置かれることがないからです。

でも、仕事も私生活も全てが共同となり、
人間関係もすべて家族ぐるみの関係となるとき、
思いもしなかったいろいろな側面が見えてきます。

それを否定するか。受け入れるか。

否定するのも大変だし、受け入れるのも大変。
自分も変わらなければいけないし、相手も変わらなければならない。

でも一人の人を深く理解し、相手を受け入れ、相手に受け入れられ、
深く愛し、愛されることは至極の喜びなのではないかと思います。

私たちの目の前には、はるか長い道のりが待ち受けていますが
これからも喧嘩をしながら少しずつ究極の喜びに向かって
進んでいけたらという思いに至り、すこし気持が楽になりました。
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by lalalar | 2009-01-16 08:23 | 田舎暮らし